働きやすい職場環境づくり Working environment

Working environment 働きやすい職場環境づくり

「経営計画書による経営計画の明文化」「徹底的なITの活用」 「環境整備」

経営計画書

現在、全社的に取り組んでいるのが「経営計画書による経営計画の明文化」 と「徹底的なITの活用」です。
私たちは価値観の柱を環境整備として活動しています。
毎年書き換えられる経営計画書は、家族の期待と責任を一身に背負っている社員の皆さんに安定した生活を築いていただくため、またお客様から愛される社会を実現するため、数字による目標を基盤として我が社の方針を明確にし、何をしなければならないか、また何をしてはいけないかを、熱い願いを込めて書き上げたものです。

ITの強化

セールスエンジニアがお客様からいただいたご要望を持ち帰り、工場に納期を確認して後日回答をするというのが従来の営業スタイルでした。しかしこれだとお客様のご要望を満たしているとはいえず、スピード感や正確性において改善の余地がありました。そこでシール栄登はセールスエンジニア全員にノートパソコンやモバイル端末を配布し、それらの端末間ですべての情報が共有される業務システムを構築しました。
「情報」が高い価値を持ち、それをどう活かすかが問われるこの時代において、時間と手間のロスを大幅に削減し、情報の一元化などによって労働生産性の向上と時間短縮(ワークライフバランスの向上)という大きなメリットが得られました。
お客様の満足度向上にも大きく寄与する取り組みであるとして、これからも私たちはIT活用の強化によって業務を改善していきます。

デジタルとアナログの共存

ITの力を全面的に取り入れることで「DX化」を目指すシール栄登ですが、そのベースにはきわめてアナログな考え方や矜持があります。変化は自分たちの都合を待ってくれるわけではなく常に起きるものであり、それを変えることはできません。
だからこそ時代の変化に対して敏感になり、それを読む力が必要です。ITによって業務の迅速化は実現できましたが、意思決定をするのは人間です。「すぐやる」「すぐ変更する」「(誤りがあれば)すぐ止める」といった意思決定プロセスがなければITの力も持ち腐れになってしまいます。
シール栄登は毎年更新する経営計画書を作成し、それを会社の基本ルールとして全社員が行動しています。先ほどご紹介した考え方も、すべて経営計画書に盛り込まれ、明文化されています。
経営計画書ではさらに、環境整備についても方針を明文化しています。仕事をする最適な環境づくりを清掃や整理整頓、礼儀といった原点に立ち返って構築するのが基本方針です。
そこから自然に生まれる「心」があるからこそ、お客様や社員同士の間に価値ある関係やコミュニケーションが生まれると考えています。

環境整備実行計画

チームを作って環境整備に関する実行計画書を6ヶ月分作成し行動しています。
この日は1日中、付箋紙に書きまくります。そして月に一度「環境整備点検」を行い、社長の井上が自ら責任をもって工場や事務所を点検します。チェックシートに点検項目があり加点方式で点数をつけ、3ヶ月の合計点数が基準をクリアすればチームメンバー全員に「ランチ会」のプレゼントがあります。

環境整備への取り組み

環境整備とは単なるお掃除ではありません。 仕事をやりやすくする「環境」を「整」えて「備」えることです。 シール栄登では平日毎朝の朝礼終了後、環境整備に汗を流しています。ただ掃除をするだけでなく業務の見える化や改善、習慣化まで整える毎朝の環境整備活動は、仕事のやり方を学び、やらないことやいらない物を捨て、気付く人を育て円滑なコミュニケーションができる社内環境へ整えていきます。

DX化への取り組み

単にアナログをデジタル化するだけでなく、業務改革まで踏み込むためにDX化に挑戦しています。人に仕事がついていると技術の伝承は非常に難しく、業務がブラックボックス化し無駄な時間がかかります。
営業スタイル・業務の属人化。縦割りの情報をデジタル化していくことにより、二重三重の業務を排除し、各業務プロセスを一元管理し生産性の改善に取り組んでいます。

持続可能な社会を目指して

シール栄登株式会社は、製品・サービスなどあらゆる企業活動を通じて、社会・経済・環境に与える影響について把握し、より効果的な活動につなげるため、強化すべき課題を選定。 「サステナビリティ上の重要取り組み課題」として方針に掲げ、活動をスタートいたしました。